祝・読売ジャイアンツ

まさかの3連敗から劇的な3連勝でのCS突破。

おめでとう!!読売ジャイアンツ!…とはいっても、野球の経験もほとんどない自分がなぜジャイアンツのファンなのか?… それは… 紛れもなく父親の影響です。

父は高校時代、私の母校でもある鹿屋高校の野球部のピッチャーをやっていたようで、社会人になってからも暇を見つけてはボールを追っかけていたみたいです。野球好きが高じて審判(アンパイア)の免許を取った父に、休みの日になるとバイクの後ろに乗せられて野球場に連れて行かれた思い出があります。

そんな父親ですから、ごひいきのジャイアンツへの入れ込みようは半端ではありませんでした。野球中継の日は、TV中継が始まるまでの間、ラジオの実況にひたすら耳を傾け、夕食は一言も話さず黙々と食べ、いざTVが始まるとTVの音声を消してラジオの音声だけで観戦していました。そして、ジャイアンツが勝った折には、夜遅くまでNHKや民放各局のスポーツコーナーを片っ端から見て、その勝利の余韻に浸っているのが日課でした。そんな父ですから、ジャイアンツが負けた時の様相はひどいものです。さすがに、星一徹の“ちゃぶ台返し”とまではいきませんでしたが、普段は柔和な父のその変貌ぶりに子供ながらも落胆していました。

そんな野球狂の父ですが、不思議なことに自分とはキャッチボールすらしたことありませんでした。何故なのか?…ずっと疑問でした。残念ながら一昨年の冬に急逝したために、今となっては確かめる術がありません。でも、そんなことどうでもいいんです。世の中には理屈では説明できないことが多々あります。かく言う私も読売ジャイアンツの熱烈なファンなのですから…。