2014年3月


52

 今朝の鹿児島市星ヶ峯周辺の桜は五部咲き。今週末あたりが花見のピークですね。

さて、私事で恐縮です。おかげさまで先週、無事52歳を迎えることができました。写真は病院のスタッフにもらったプレゼント、「たこ焼きゴルフボール」です。爪楊枝の替わりがゴルフティーという何とも凝った代物ですが、ゴルフをされる方は充分お分かり頂けると思います。このボールの色使い… ゴルフ場で“ 探すのに一苦労 ” (・・;)

 


ともあれ、今まで大病をすることなくここまで来ましたが、寄る年波には勝てません。中でも視力は日を追う毎に落ちる一方… 先日、とうとう3個目の老眼鏡を作りました。それぞれ、仕事及びパソコン用、講演会用(遠近両用)、読書及び物書き用と使い分けています。

最近、視力も“限りある資源”と思うようになりました。最後は枯渇すると考えています。歯科そのものが眼を酷使する仕事だけに、道具(眼鏡)を上手に使いこなしながら、見るべき時にはしっかりと。その必要性のない時は注視をせずに“そこそこ”で物を見るようにしています。

 

寝る時に専用のコンタクトレンズを付けて眠り、角膜を変形させて視力を回復させる「オサート治療」なるものが流行っているようです… 本当にありがたいことなのかな? と思うのは自分だけでしょうか。

 

 

       飴はなめるもの…
       飴はなめるもの…

さて、限りある資源といえば… 歯も大切な資源です。一見頑丈なように見えますが酷使をすれば必ずへたります。最近、当院で見かける歯のトラブルの主な原因は、この“酷使”です。

 

よく見られる勘違いです。

 

「よく噛んで食べる」「固い物を好んで食べる」は同じ意味ではありませ〜ん。

 

 

「味わいながら食べる」「固いものを食べないと気が済まない」では… 

 

 前者は「食事」、後者は「餌(えさ)」だと思いま〜す。

 

 

ご自分の歯の本数、歯の年齢に見合った食材の量と質、摂取の工夫をお勧めします。

 

 

 歯は道具ではありませ〜ん。限りある資源だと思いますよ〜 (o^-^o)

 

 

 

 

 

 

「 2014 アースデイかのや 」

「春雨じゃ濡れて参ろう」とは新国劇「月形半平太」で、主人公が傘を差し掛ける舞妓に言う有名な台詞。

春雨に濡れていくのも風情があるから濡れていこう… とは、昔の人は粋ですね。残念ながら今時の降雨は、ゲリラ豪雨、酸性雨、PM2.5等々、そうも言ってられない難しい時代となりました。とはいえ、一雨毎の温度感覚は確実に上昇傾向… 粋な台詞に見合った春雨も間近といったところでしょうか。

 

さて、鹿屋高校のOBバンド・ミッシェルも先日の日曜日、約4ヶ月ぶりにメンバー全員が揃い、今年初めての「あけおめ練習」を行いました。今回から新たに加わった練習曲3曲を含めてのやや緊張気味の練習でしたが、昨年の35年ぶりのバンド結成からはや一年… それとなく無難にこなすことができたのも、メンバー同士互いに誉め合い、互いに尻を叩き合いながらも少しずつ成長してきた証なのかもしれません… ね。

 

ということで、お知らせがあります。昨年、ミッシェルの再デビューの場となった「アースデイかのや」が、来月の4月27日(日)に鹿屋市霧島ヶ岡公園 芝生広場にて開催されます。

http://earthday-kanoya.jimdo.com/2014アースデイかのや-new/

 

今年もまたフリーマーケットやトークショー、ちびっ子ミニレースなど楽しい催し物盛りだくさんですが、その中のひとつ「青空コンサート」に、今年もミッシェルが出演します。あれから一年… あたふたする間もなく、あっという間に終わってしまった昨年とは一味も二味も違う演奏をきっとお聴かせできるのでは…? と思っております。しかも今年は、ライブを一層盛り上げてくれそうな福岡からの特別ゲストも参加予定ですので、こちらも楽しみにして下さいませ。

 

また当日は、『永遠の0』で一躍有名になった鹿屋航空基地の「2014エアーメモリアルinかのや」も開催されます。

http://www.air-memo.com/air.html

 

 

今年のGW前半のお休みは、是非とも鹿屋方面へおじゃったもんせ。♪(*^ ・^)ノ⌒☆

 

 

 

 

 

 

 

『 卒業 』

明日は長女の卒業式です。中学はあっという間と言いますが、本当にそうでした。高校に行きたくないな〜 このままがいいな〜 と言っていた娘の、長いようで短かった受験生活も先週でやっと終わり… 一区切り付いたのでしょう。残された時間を中学生活の思い出の整理にあてているようです。

そんな中、机の横に束ねられ、山積みにされた教科書、参考書、塾のテキストを見る度に、今時の中学生の大変さを感じるところですが、答えのない時代だけに、親としては見守るしかできないのかな? …というのが実感です。

 

さて、ここ2.3日、気分的に少し楽になったので、久しぶりに本棚から重松 清の「卒業」を引っ張り出して読んでみました。2004年に刊行され、「卒業」というタイトルで編まれた全四編の作品集です。

読むのは、5年ぶりぐらいだと思います。2回目なので、それほど感動もないだろう、と思っていましたが… 年のせいなのか、それとも単に涙もろくなったせいなのか、いつものように重松マジックで、「さあ、あなたはもう少しで泣けてくる〜 泣けてくる〜 いいですか〜 ワン ツゥー スリー !!」というような感じで落とされてしまいました。

家族であるが故に長年解けなかった「わだかまり=葛藤」、そこからの脱却「和解=卒業」、そして「出発=絆」という構図で書かれた四編だと思います。お薦めです。

 

 

さあ明日は、しっかりと目を見開いて式を見届けてきたいと思います。

 

 

 

無理かな… (・_・。)

 

 

 

 

 

 

 

「 今日よかった出来事 」

3月に入りました。卒業、退職、転勤、決算、etc … 何かと慌ただしく年度の節目を迎えられている方も多いことかと思われます。同じくして、新年度を新たな気持ちで心機一転… と、考えられている方も多いのではないでしょうか。そんな中、最近よく見かける4月から始まるダイアリー(手帳・日記)は、新社会人や新入学生にとって欠かせない必需品ですね。

 

 

さて、ダイアリーといえば、“ものぐさ” で “三日坊主” だった自分が、不思議なもので7年間使い続けている手帳があります。岡崎太郎考案の「モチベーションシート」というものです。出会いのきっかけは岡崎氏の著作『 3日坊主でも使いこなせる手帳術 』という本でした。

 この手帳の面白いところは、通常の手帳が主に今からすべきこと(スケジュール)の管理のために使われるのに対し、これが起こったことや行動したことの過去の記録管理に大半を割いてるところです。

つまり、「計画→行動」という順番の前に、難しいことは考えずにまず行動から始めてみては? …ということなのです。しかも、記録する内容はハーピーなことが中心で、不安や辛いことや、失敗したことなどはさっさと忘れて、次に向かう新しいアイデアや実現したい想いに繋がるように記録を残していこうというものです。

興味のある方は、シートの無料ダウンロード版がありますので宜しければ…    http://www.it1616.com/ms-download

 

 

さて、このシートの中でも特に気に入っているのが、「今日よかった出来事」を記録するところです。毎日最低ひとつ「よかった出来事」を記録します。どんなに嫌なことがあっても、悲しいことがあっても、毎日々「よかった出来事」を記録するようにします。最初は大変でした。本当に辛い時など思い出そうとしてもなかなか出てきません。 

で、そのうちにセンサーが磨かれてくると、今まで気付かなかった些細な「よかった出来事」にアンテナが向くようになります。そうなってくると… しめたものです。自分の周りに「よかった出来事」が溢れかえるようになります。またそうなると、嫌なことも忘れやすくなり、落ち込んでからのリカバリーも滅茶苦茶早くなってきます。

 

新しいことを憶えるのは難しいと思っていませんか? 過去の嫌な出来事を忘れるほうがもっと難しい… と気付かせてくれる手帳だと思います。(o^皿^)