2016年7月


「眼トレ」

久々の桜島の爆発で、硫黄の匂いと乾き切った暑さの漂う鹿児島市内です。それでも梅雨明けから早一週間… 暑さにもだいぶ慣れてきて、汗の引っ込みも早くなってきた今日この頃です。

 

この時期、何処からとも無く電動草刈り機の音が聞こえてきます。お盆あたりまで続く、道路脇、歩道脇の除草作業の音です。この炎天下の中、大変な作業だと思います。自転車通勤をするようになって改めてその大切さが分かるようになりました。感謝、感謝です。<(_ _*)>

 

 

 


 

さて写真は、最近家で暇を見つけては取り組んでいる老眼改善のためのトレーニンググッズの品々。

 

左側は“かけるだけ”で老眼改善、小さな穴のあいたメガネをかけて、文字なりテレビなりを見るだけで眼筋が鍛えられてという代物。近くの本屋さんで見つけました。生体のメカニズムはよく分かりませんが、このメガネをかけると、驚くことに新聞の文字もかなり近くで見られるようになります。

 

そして右側は、「毎日続ければ9割の人が劇的に視力UP!」のうたい文句に引かれてAmazonで購入した、日めくりの眼トレ・カレンダー。

 

 

どちらも始めて一月近くなので、効果の程はまだまだですが、時折感じていた極端に視力が落ちる日がなくなったのは確かなようです。改善にはまだまだ時間がかかりそうだけど、一応の予防効果はありそうなので継続していきたいと思っています。

 

 

老眼だと諦めて、眼を労り過ぎていませんか? まだまだ酷使、鍛えればまだまだいけるかもしれません。。

 

 

 

 

 

 

ロメインレタス

今週の月曜日、連休最後のお昼前頃に、九州から東海地方の今年の梅雨明けが発表されました。その日の鹿児島市内は朝から湿度も低め… 何かをしないともったいないような、そんな気にさせる気持ちのいい朝だったので、梅雨の間なかなかできなかった庭の手入れを、朝の涼しいうちにやることにしました。

 

ところが、電動バリカン片手に1時間半ぐらいの、いつもであれば何でも無い作業が、朝の7時前後の日射しが思ったよりも強く、気温も急激に上がってきているようで、給水を幾度となく行うも途中立ち眩みがしてフラフラすることもしばしば… 何とか一通り作業を終えて、シャワーを浴びた後の朝食もそこそこに、ジュースにコーヒーに冷水にと、ありったけの水分を摂った後はぐったり… 全く精彩を欠いた、連休最終日となりました。

 

油断は禁物ということでしょう。 皆さんもご用心を。

 

 

 

そして上の写真は、その前々日の先週の土曜日の午後から、歯科医師会館で行われた年に一度のスクリーニング検査の後に、家内とお腹ペコペコで立ち寄った鹿児島市天文館にあるイタリア料理のお店「ZUPPA DI PESCE(ズッパディペッシェ:魚のスープ)」で出されたランチの中の一品。 “ロメインレタス“のサラダです。

 

縦に1/4に切り分けられたロメインレタスに、オリーブオイル、塩、こしょう、粉チーズをかけた、料理としてはいたってシンプルなものですが、冷たいお皿の上のギンギンに冷えたロメインレタスをフォークとナイフで切り分けて食べた時の、ちょっと苦みのある味とシャキシャキの食感が絶妙で、これだけでも満足できる、食欲の落ちやすい暑い夏には相性抜群の感動の一品でした。

 

 

自宅でも簡単にできます。是非お試しあれ。

 

 

 

 

 

 

 

「負けんばい熊本」

先週の土曜日の午後、新幹線で約一年ぶりに熊本に向かいました。目的は、大学時代の友人と会うこと。それと、あの震災依頼ずっと気になっていた熊本をこの目で確かめること。その二つです。

 

鹿児島中央駅を午後4時過ぎに出発。7月に入り、九州新幹線も通常のダイヤに戻ったようでしたが、熊本市内に入るあたりから、依然として速度規制が敷かれているらしく、市内をゆっくりと進む新幹線の窓からは、ブルーシートで覆われた屋根々が確認できました。

 

 

熊本駅から市電で市内中心部に向かい、震災からの復興に向けた「負けんばい熊本」のキャッチフレーズが目につくアーケードを抜け、宿泊予定のホテルに到着したのは午後5時半過ぎ。 チェックインを済ませ、フロントで受け取った部屋のカードキーの番号は「921」 

 

“もう少し下の階の部屋は…?” と、言い出したくなるのをぐっと堪えて、大分からやって来る友人の到着を、ホテルの9階の一室で待っている時のことでした。

 

午後6時5分。 突然の揺れ。

 

慌てて身構え、次の揺れと脱出に備えましたが、何とか余震はそれで収まり、後で熊本市内を中心とする震度4の揺れであることがわかりました。 間もなくして友人も無事到着。それからは、そんなこんなの話しや昔話に花が咲き、しばし地震のことも忘れての楽しい夜となりました。

 

 

 

 


翌日、午前7時過ぎに朝食を済ませ、写真(上)の熊本城を後にして、電車に乗り終点の健軍町で降り、タクシーに乗りかえ県道28号線を東へ向かいました。

 

間もなくすると、道路のうねりに沿って車は激しく上下動。そして、1階部分だけが押しつぶされた建物が次々と目に飛び込んできます。益城町でした。

 

益城町役場前でタクシーを降り、仮設のプレハブ内の役場窓口で義援金の受付を済ませ周辺を歩いていると、タクシーの運転手さんが話してくれた河川近くの犠牲者が最も集中した地区が見えてきました。

 

人影は全くなし。時折、元気に声を掛け合うボランティアの人々の声が聞こえるだけ。地面に対して鉛直に構えた建造物はひとつとしてなく、まるで歪んだ空間にいるような… そんな錯覚さえ起こさせる異様な光景でした。

 

 

「来てよかった…」 

 

 

友人と納得して、

 

 

午前10時過ぎ…  風もなく、うだるような暑さの益城を後にしました。

 

 

 

 

 

 

 

新聞紙活用術

7月に入りました。ここにきて気温も急上昇、動いた後の汗がなかなか引かない、日射しも強い鹿児島市内です。 なので、外にでるのも何となく億劫な… 涼しい部屋で横になり、日がな一日読書にふけたい今日この頃でもあります。

 

さて、本といえばこのところ、Amazonでの中古本のまとめ買いが多くなった自分ですが、先週届いた本の中に、ページをめくる度にビックリする程のタバコ臭を放つ1冊がありました。

 

慌てて近くにあったスプレータイプの消臭剤「ファブリーズ」で消臭を試みたところ、それがまた全く効果なく、それどころかタバコとファブリーズの匂いがミックスされて、頭の芯まで痛くなる強烈な異臭となる始末。|||(-_-;)||||||

 

こうなっては返品もできないし、さてどうしたものかと迷った末にネットで探し当てたのが、下の写真の解決法。

 

 

新聞紙を本と同じ大きさに切り、切った新聞紙を10ページ間隔ぐらいで本に挟み込み、最後に本全体を新聞紙で軽く包んで置いておくだけ。半日、あるいは1日に1回、新聞紙のまるまる入れ替えを、2、3日続けるだけというもの。

 

ネットではよく紹介されている方法らしく、何となく半信半疑でやってみたところ、あら不思議。 1日目でタバコ臭の8割程度が消え、2日目でタバコ臭は皆無。逆にファブリーズの匂いが気になり出したので3日目まで続けたところ、完全脱臭とまではいかないけれど、ほぼ満足のゆく結果となりました。

 

古い書物のカビっぽい匂いや、中古本の消毒液の匂いだけでなく、靴箱、キッチンのゴミ、車の中、etc. 意外と使える新聞紙。再発見でした。。