2022年12月


冬の花火

今月の23日の夜、自宅のある星ヶ峯地区で冬の花火が打ち上げられました。

 

校区の小学校の「親父の会」が、コロナ禍で思うように行事に参加できなかった子供達のために企画したものらしいです。

 

そのことをすっかり忘れていて、食事時の19時半頃の、ドン、パーンという音で思い出しました。

 

 

 

真冬の澄んだ空気のせいか、窓ガラス越しに見える花火は真夏のそれよりも色鮮やかで、その音は冬空の隅々にまで響き渡るようでした。

 

クリスマス直前の粋な計らいに、子供だけでなく、大人も舞い上がってしまったのは当然のこと。

 

ただ、年末に剪定された自宅の庭木の枝の間から見える花火に、どこか4月の桜の物悲しさを感じるところもありました。

 

 

あ〜 また一つ歳をとるのか…

 

 

 

今日が仕事納めになります。

 

皆様、良い年をお迎えください。

 

悔いのない一年にまた挑戦したいと思います。

 

 

 

 

 

伊月庵

先週の土曜日、九州、中国、四国地区の歯科医師会の比較的大きな会議が愛媛県の松山市で行われたので出席してきました。

 

歯科医師会の県外で行われる会議は、最近まではオンラインによる開催がほとんどで、コロナの緩みもあって久々の実開催となりました。

 

というわけで、会議後の懇親会はまるでコロナが終わったような、唖然とするような雰囲気の中、終始談笑で包まれた懇親の場となりました。

 

 

 

 

翌日の日曜は、帰りの飛行機の時間まで松山市内をブラブラ。

 

最初に訪れた「道後温泉」は改修工事中らしく、外から見ることができるのは入り口付近の一部だけ。

 

入浴はできるけど、“観光客で芋の洗い場のように混雑するよ”の情報があり、止むなくそれは断念。

 

ならば近くの「正岡子規記念博物館」で、しばし俳句の世界に浸り。

 

最後に、決して大きくはないけれど堅牢な「松山城」の造りに共感して、松山空港に向かった次第です。

 

 

 

 

写真は「道後温泉」近くの「伊月庵(いげつあん)」という句会場。

 

プレバトでお馴染みの夏井いつきが庵主となり建てたものです。

 

このブログでも10月に著書「瓢箪から人生」を紹介したばかりで、何かの縁を感じたので外からだけでしたが訪れてみました。

 

 

小雨の中、趣のある一人旅でした。