2021年1月


立ち合い

今場所の大栄翔の取り口に見入っています。

 

9日目の宝富士との一戦は、何か迷いがあったのか立ち合いで不覚をとりましたが、それ以外は見事なものです。

 

相撲は立ち合いが8割と言いますが、その理由がよくわかります。

 

 

実は自分も立ち合いで先輩にしごかれた記憶があります。

 

とはいっても相撲ではなく、ラグビーのスクラムの立ち合いです。

 

今では危険行為とされるので、スクラムでの立ち合い、つまり相手との距離を取りつつ駆け引きで相手にぶつかることはペナルティーを取られますが、その当時は当たり前でした。

 

 

 

その、当時の駆け引きですが、相手が動く一瞬前に動いて、相手よりも1cmでも前に出ることを心がけます。

 

タイミングが少しでもずれると、相撲でいうところの立ち合い不成立ということで、スクラムの組み直しです。

 

 

 

そのタイミングの取り方が微妙です。

 

最初はわざと目をそらして戦気がないそぶりを見せて、ほぼ目が合うと同時に突っかけるという具合です。

 

このタイミングを掴むのに、通常の練習が終わってから居残りで毎日先輩にしごかれました。

 

まるで相撲部屋のようでした。

 

 

なので、今はその間合いが手にとるようにわかります。

 

 

 

 

 

 

ワクチン

先週の金曜日のことでした。母親が入所する施設の担当者から連絡があり、施設内でコロナ陽性者が1人出たとのこと。

 

母親が通っているデイケアに来ていた方からの感染らしく、施設の他の入所者と従事者は濃厚接触ではないということで、そのPCR検査は翌日の土曜日に行われることになりました。

 

母親が抱える持病を考えると、さすがに落ち着かない、ある意味覚悟もした1日となりましたが、翌日の夕方近く、関係者全員のPCR検査陰性の報告を受けて、ほっと胸を撫で下ろした次第です。

 

ただ、PCR検査陰性は感染をしていないということではないので、これから2週間の経過観察の間はまだまだ気が抜けないところです。

 

 

この時、藁をもすがる思いで感じたのが、ワクチンの早期接種でした。

 

そのワクチン接種がいよいよ始まります。昨日の厚生労働省の通達によると、まずは医療従事者から始まり、次に高齢者、基礎疾患がある方、そして一般の順になります。

 

今回のワクチン接種は強制ではなく希望者のみですが、その判断も難しいところがあります。

 

 

ワクチンと言えば、個人を守るためと捉えがちですが、このコロナに関しては自分だけの対処だけでは防ぎようがないのは明らかです。

 

全体の感染レベルを下げるという観点から考えれば、できるだけ多くの接種が望まれるところですが、ワクチンの副作用の報告もありますし、その辺りの情報を個人がどのように受け止めるかで対応も人それぞれでしょう。

 

地球温暖化。シベリアの永久凍土の溶解。その中で眠っていた未知のウイルスの大気中への放出。

 

SDGs

 

環境ベースで物事を考える力が必要とされています。

 

 

 

 

 

神徳稲荷神社

明けましておめでとうございます。

 

数年前から我が家の初詣は、毎年場所を違えてお参りということになりました。

 

で、今年は自分の郷里の鹿屋にある「神徳稲荷神社」

 

2年ほど前に新しくなった神社らしく、そこにあるガラスの鳥居が今流行のインスタ映えするということで、家族がネットで探して見つけたものでした。

 

鹿屋育ちの自分が耳にするのも初めてだったので、怪しさ半分で訪れたのが写真になります。

 

 

 

第一印象としては、これまでの神社には見られなかったガラス類が随所に使われていて、まるで神社のテーマパークかと思うほど。

 

赤色の橋を渡ったところにある拝殿はガラスで仕切られています。

 

拝殿横にあるお守りを売っているところもコンビニのようで暖かそうでした。

 

おみくじを引くところは、バイトと思われる学生二人が手際よく捌いていました。

 

 

総じて、今までの神社らしくない部分はありますが、そこを抑えているのは鳥居の横で構えるお狐様。

 

そこに何かしらを感じるのは自分だけではないかもしれません。

 

 

人出の多くない時にまた訪れてみたいと思いました。