2016年8月


2016夏総括

写真は今朝の午前6時前の桜島方向。だいぶ日の出も遅くなってきました。そして、今週に入ってやっとこさ、涼しい朝を迎えている鹿児島市内です。

 

 

梅雨が明けて、雨も少なく日照り続きで只々ずっと暑い。なので、気を抜けない。だから逆に、体調を崩す患者さんが例年に比べて少なかったような… 今年はそんな夏でした。

 

 

病院のほうはどうかというと、LED照明に替えて余分な発熱が抑えられたせいなのか、診療室のエアコンを「冷房」ではなくて「除湿(ドライ)」で一夏通すことができました。これは開業以来初めてのことで、しかもLEDの効果はそれだけでなく、日が落ちて夜になっても窓ガラスの外に虫が寄ってこない。これも初めてのことでした。

 

 

自分的には、糖質0%のビールも含めての糖質管理と、暑かったけれど天候にも恵まれて休みなく体を動かしたのが功を奏したのか、この夏の体重はいつになく横ばい傾向… これも長年記憶にない、久々のことでした。

 

 

ということで、オリンピックに同窓会にと特別な行事もいろいろありました。

 

 

 

何かと“気付き”の多かった今年の夏でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

Foot Navi

一昨日の最高気温は観測以来最高の37.4℃。このところの日照り続きで木々もバテ気味。道端に落葉の目立つ鹿児島市内です。昨日の夕方近くから、久しぶりにまとまった雨が降りました。今朝の風はいつになく心地よかったです。

 

 

さてこの一月余り、歩く時の左足の足裏から甲にかけての痛みがなかなか引かないので、そろそろウォーキングシューズの買い替え時かな?ということで、鹿児島市の繁華街・天文館アーケード内に昨年オープンした、スポーツ用品の「ミズノ」の直営店、「ミズノウエルネスショップ鹿児島」を覗いてみることにしました。

 

 

このお店の特徴は、専門の知識を持ったフットケアトレーナーがお客の特徴に合ったシューズとインソール(中敷き)を選んでくれることで、上の画像はその時、シューズ選びの診断の元になるFoot Navi(足圧測定機)で計測された、自分の足のサイズ、圧力分布、重力バランスなどのデータです。

 

 

データを見ながらトレーナーにまず説明されたのは、これを「浮き指」と呼ぶそうですが、足の指がほとんど地面に接しておらず、後(踵)重心になっていること。つまり、歩く時の最後の蹴りが弱く、大きく踏み出せていないと、このような結果になるということでした。

 

 

そしてもう一つ指摘されたのは、土踏まずあたりの接地面積が右足に比べて左足が小さいこと。これが進行したものを「ハイアーチ(甲高)」と呼ぶらしく、放っておくと足の裏が持つ本来の能力(衝撃吸収や力の分散)がうまく発揮されなくなり、ふくらはぎや足の裏が疲れやすくなり、やがて膝や腰にも負担がかかりやすくなるということでした。

 

ハイアーチの原因は、足の裏の筋肉や健が、疲労や不適切な荷重により固くなり柔軟性を失ったことにあるらしく、こうならないためには、歩いた後のクールダウン(足の指・裏、ふくらはぎ、太ももの裏の筋肉のストレッチ)が必要らしく、特に夏場は筋肉の疲労が激しいので欠かさないで欲しいとのことでした。

 

 

確かに、歩いた後はシャワーを浴びてもなかなか汗が引かず、扇風機の前で只々じっとしていること多かったこの夏だったので、反省しきりです。

 

 

ということで、写真右(青色)が今回勧められたシューズ。量販店で購入し今まで履いていたもの(左側、黄色)に比べると、インナーソールを合わせた価格はかなり高めになりましたが、左足の痛み、時々ある腰の抜けるような感じ、歩行時の足を大きく踏み出せない感覚、いずれもその原因がデータの分析結果と合致していたので、何の迷いもなくの購入となりました。

 

 

新しいシューズで蹴りと重心を意識しながら歩き始めて今日で3日目ですが、忘れかけていた、ふくらはぎの微妙な疲労感が非常に心地いいです。久々の収穫でした。(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

「コーヒー焼酎」

お盆が明けて診療2日目を迎えています。今日も酷暑の鹿児島市内です。

さて、お盆の13日は中学の卒後40年の記念同窓会、そして14日は高校のミニ同窓会と、夕方近く午後4時あたりから夜遅くまで、連日羽目を外し過ぎました。なので、昨日あたりまでぐったり… やはり夏場は要注意。反省しきりです。

 

 

 

写真は中学の同窓会で、隣に居合わせた同級生がグラスに注いでくれた「コーヒー焼酎」。その同級生、どうやら普通の焼酎は苦手なようで、自分用にとペットボトルに入れて持ってきた物を、今回お裾分けで頂くこととなりました。

 

そのレビューです。

コーヒーと焼酎って合うの…? と、思われるかもしれませんが、これがなかなかです。コーヒーの香り漂うのは言うまでもなく、焼酎自体に甘みが加わり非常に上品なカクテル風に様変わりします。

 

 

作り方はいたって簡単らしく、甲類の焼酎(同級生のお勧めは麦)を消毒した大きめの瓶に入れて、そこにコーヒー豆を漬け込むだけ。3〜4日で豆が沈んで、1週間もたてば飲み頃に。上澄み液を別瓶に移して冷蔵庫に保管で、OKだそうです。

 

 

中学の同窓会に来てくれた、幼なじみでタレントの、哀川翔もお勧めの「コーヒー焼酎」、如何でしょうか。(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

暑中お見舞い申し上げます

写真は、先週、患者さんから頂いたドラゴンフルーツ。

果皮が龍のウロコに似ていることから“ドラゴン…”と呼ばれるらしいですが、見かけによらず味はおとなしめ、その割にはビタミンやミネラル類が豊富で、食物繊維はバナナの65倍、ポリフェノール類の抗酸化物質も多く含まれ、しかも低カロリーということで、夏バテ防止にうってつけの夏の果物です。

 

しかし暑いです。しかも、例年になく日射しも強い。自転車に乗っているので、腕も顔も真っ黒… 患者さんに、“ゴルフのやりすぎ?”と思われているかもしれません。

 

さて、8月に入って暑さに負けじと朝からガッツリ食べていたら、やはり夏場は基礎代謝が低いらしく、あっという間の体重増加となってしまいました。13日のお盆に開かれる卒後40年の中学校の記念同窓会に間に合うように、ただ今慌ててセーブ中です。

 

 

人生いろいろありますが、中学の同窓に生きて会えることに感謝、感謝です。

 

 

8月6日付けの、朝日新聞のコラムよりご紹介します。宜しければ、ご一読下さい。

 

 

 


スクリーンに次々と、幼い少年たちの顔写真が映る。公開中の映画「いしぶみ」は、旧制広島第二中学校1年生の記録である。生徒300人余と先生4人が解体された建物のかたづけを始めようとした矢先に原爆が投下された。数日のうちに全員が亡くなった▼子どもたちの最期をつづる遺族の手記を広島テレビがかつてまとめた。それを俳優の綾瀬はるかさんが朗読する。熱線と爆風に見舞われ、川へ逃げた生徒たちは手をつないで軍歌「海ゆかば」を歌う。泳げない子は、「ぼくらは先に行くよ」と流されていった▼残された言葉の数々がある。朝日俊明くんは大勢の友の死を知り、米国を「やっつけてやる」と叫んだ末に息絶えた。松井昇くんは見舞いに来た友だちに、「オーイ、あすは水浴びにいこうや」と語りかけた▼高田文洋くんは、ようやく会えた母親に「このあいだもらった一学期の成績はよかったでしょう」との言葉を残した。山下明治くんは原爆投下から3日後に亡くなった。「いっしょに行くからね」と思わず言った母親に「あとからでいいよ」「お母ちゃんに会えたからいいよ」と答えた▼極限の痛みに耐えながら、子供たちは最期まで軍歌をうたい、敵国を憎み、親に気遣いをみせた。模範的な生徒であり、よき息子であろうとする姿が、あまりに切ない▼そこに人が原爆を落とさなければ、彼らはどんな大人になっただろうか。私たちは何度でも悲しみ、怒らなければならない。71回目の原爆忌である。

 

(2016年8月6日 朝日新聞コラム「天声人語」より)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「チャイナワン」

8月に入りました。昨日、一昨日の鹿児島市内の最高気温は35〜36℃。8月に入れば朝夕も涼しくなって、というのは昔の話。まだまだ続く酷暑、熱帯夜、残暑云々に、気持ちで負けないよう、いつもより塩分強め、朝からご飯とおみそ汁をガッツリ、汗をかきかき食べてます。

 

そんな親の影響なのか、夏場になっても全く食欲の落ちない我が家ですが、写真は先々週の週末に、家族と訪れた鹿児島中央駅のアミュプラザ内のお店「タイガー餃子会館」で、チャレンジで注文した一品「超辣(から)担々麺」

 

シェアして食べた家族の評価は“激辛だけど旨みがちょっと… ”ということでまずます。自分は、スープに浮いた赤唐辛子を料理の香り付けとは知らずに丸々一個食べてしまい、その辣(から)さというよりも痛さに一人身悶えて、家族の失笑を買うはめとなりました。

 

 

 

 

そして写真は、先週の土曜日の夕方から鹿児島県歯科医師会館で行われた講演会の後に、講師の先生方との懇親会で利用した中華料理のお店「チャイナワン」

場所は天文館のど真ん中、アーケード内の「くろいわラーメン本店」の斜め前。

 

 

お店の外観は、ちょっと見た目は手造り? そうでなければ手抜き工事? の、何か判断のつけにくい感じなのですが、一旦中に入ってしまうと、中に漂う香辛料の香りとともに、備え付けの調度品も香港? 台北?の屋台を彷彿させるレトロな感じたっぷりで、あたかもそこに居るような、食べる前からその雰囲気も楽しめる、そんな感じのお店です。

 

 

実はこの「チャイナワン」、自分と同じ鹿屋高校出身の同級生が経営するお店で、同じ天文館地区の少し外れた所から、今年の4月に満を持しての移転開業ということで、同郷の身としても是非とも大成功を収めて欲しいと願っているところです。

 

 

 

さて、懇親会当日の料理は3,500円の飲み放題付きのコース料理。料理人はあちらの方らしく、他店ではなかなかお目にかかれない料理も数々あり、全体的な量は大人の男性でも充分すぎる程。

 

当日紹興酒を飲み過ぎて、出された料理のレビューが何とも…ですが、強いてあげるなら、普通味と辣め、2種類の味をどうぞということで出された麻婆豆腐。その辣いほうを、自分は口にした途端にむせて咳き込んでしまいましたが、周りの反応は意外や意外、これくらいが丁度いいということで大絶賛でした。

 

 

 

この夏は中華! 「チャイナワン」お勧めです。(o^∇^o)ノ